ともだちの「わ」コラム

ゴッツのともだち(のともだち)による
勝手気ままなコラムリレー。
実はともだちが少ないゴッツの
新しいともだちを増やすための企画!?                             レギュレーションはこちら!


第5回 宇並哲也(うなみてつや) 1972年1月9日生

科捜研の男(第1回!?)

あーどうも、ゴッツから依頼を受けまして登場させて頂きますウナ丼と申します。

いやしかしアレですよ、いつもは原稿を書いてもらうほうだから
いざ自分が書くとなるとけっこう難しいッスねーホント。
ライターさんの苦労がわかるような気がしないでもない感じがちょっとする今日このごろです。

さてワタクシ、ただいまモト・チャンプという原チャリメイン、ストリート系
(ビッグスクーターとかモタードなどの旬モノ何でも)をサブで扱う雑誌を
編集している関係上、通勤や取材にも頻繁にバイクを使ったりするわけなんです。

現在の愛車はホンダのシルバーウイング600という
その名の通り排気量600ccのビッグスクーター。
非常に速くてお気に入りなんですが先日
これで通勤途中に事故に遭っちゃいました。

状況としては片側2車線道路でダンプとダンプの間で信号待ちしてたんですね。
交わる歩行者用信号が点滅してたんで
「あ、もうすぐこっちの信号も青になるなー」って漠然と思ってたら
何を思ったか自分の左隣のダンプがフライング発進。続いて右隣もフライング。
「危ないなー。俺はちゃんと青になってから発進するよ」って
信号が青になるのを待ってたら突然、後ろからドンッて誰かに押されたような衝撃があり
続いてさらに強く、しかも上方向に“うっちゃり”を喰らう感じで
バイクごと投げられてしまった俺は猛パニック。
バイクと共に地面に転がりながら状況がやっと把握できた
「ダンプに引っ掛けられた!」って。
思うが早いかバイク置き去りで逃げ去るダンプ目掛けて猛ダッシュ
ナンバーを管轄ブロック名から平仮名、4ケタ数字までカッチリ覚えてやりましたよ。

「はー、ブツけられたのは最悪だけど、ナンバーが読めたのはラッキー。
こりゃあスグに事故のカタがつくねー」と思ったアナタは甘いし
そう思ってしまった私はやはり甘かった。

すげー紆余曲折あってダンプの所有者は判明したものの
バイクを軽くひっかけた程度じゃあダンプ側には一切痕跡が残ってないんです。
というかより正確に言うと、全身傷だらけすぎて「ドレがドレだかわかんない」
イコール「目撃者も名乗り出てない(そうなんです、ナンバーを見たのは私だけなんです)から
ぶっちゃけ、ダンプ側からすれば
『たまたま通りがかった適当なダンプのナンバーを言っただけじゃないのー!?』」
ってムードになってしまったのです。

こりゃあ大変ですよマジで。走行5000km・新車同然のシルバーウイングちゃんが
傷ものになった挙句に、当事者が確定できないなんてことになったら一大事。
粘りましたよワタクシは。
再三に渡って警察に事故状況の再調査を依頼したところ
ついに出ました「警視庁科学捜査研究所」いわゆる「科捜研」です。
警視庁24時でウインカーの破片から車両を割り出すあのチームですよ。
このチームが某日、総勢10名ほどの大所帯で某所を貸し切り
当事者たる私のバイクと、当事者と思われるダンプを実際に置いて
超精密な現場検証を行ってくれたんです。

あのね、科捜研はスゲーですよ。

調査の結果、どこに、どのような角度でバイクが停車して
そのバイクをダンプのどこが最初にヒットして
それによってバイクがどういう挙動を見せて
さらにそのバイクにどういう角度で当たったことで“うっちゃり”
しかも最終的に(これは私も気づいていなかったのだけど)
バイクを進行方向に対して真横に向けるほどの“うっちゃり”を見せたダンプは
バイクの真後ろ(ナンバープレート上部)に最後にタッチしてその場を去った…
ということがわかっちゃったんです。

ビックリ。やるね警視庁。

つうわけでようやくそのダンプが当事者であることが確定し
ようやくこれから示談交渉に移る、って感じの私です。
以上、長くなりましたが事故紹介終わり!


■宇並哲也 ひとことプロフィール by GOT'S
見た目は渋谷のコンビニの前でたむろしてカップラーメンを食べている若者…にしてはちょっと老けてるか?
うーん、一昔前は加藤晴彦に似ているという声もちらほらあったっけ。声が…
でもその実体は、オプション編集長からモトチャンプ編集長と、三栄書房の出世街道まっしぐら(ホント?)。
「部長だろうが社長だろうがクライアントだろうが怖いモノなし!」的なキャラで(この「的」が重要!)
日夜理想の雑誌づくりに励んでいる熱血漢。でも家では愛娘柚花ちゃんにメロメロというウワサも…


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